光と影と、一本道
2006-09-10T06:58:11+09:00
kakakakarumen
声楽を学ぶ現役院生。目指すはオペラ歌手!
Excite Blog
みて感じて
http://karumen.exblog.jp/4526227/
2006-09-10T06:58:11+09:00
2006-09-10T06:58:11+09:00
2006-09-10T06:58:11+09:00
kakakakarumen
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私たちオペラコースのバレエの先生、小林先生のバレエシアターがあり、ご招待していただきました。
美しいものに触れることは、それだけ自分を輝かせるものだと痛感したのです。
オケの音楽の美しさ、舞台の魅力、そして何より華麗なダンサーたち。
舞台に惹きつけられて、そのパワーたるもの、素晴らしいです。
ダンサーの中にはオペラコースのバレエの発表会の時に指導に来てくれた子もいたので、知ってる子があのような大舞台で踊っているという事も、とっても楽しかったです。
昔はジャニーズ好きの普通な女の子だったのに、今はすっかり芸術の虜。
美しく、素晴らしいものにみたりふれたりすることは、ここまで日々の疲れと、心の洗浄をしてくれるものなんだなって改めて気づかされました。
私の心は、一瞬のうちに芸術というものに惹きつけられ、音楽に誘惑され、バレエに口説かれ、見事におちました。
素敵な恋をした気分で、とっても素晴らしい一夜でした。]]>
大学院生。
http://karumen.exblog.jp/4153219/
2006-07-15T21:47:00+09:00
2006-07-15T22:00:19+09:00
2006-07-15T21:47:11+09:00
kakakakarumen
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アイスクリームで体を冷やしたいとコンビニが誘惑してきますが、欲と暑さダブル我慢との闘いです。
来週からロスに一週間ほど行ってきます。
東京より過ごしやすいでしょうから、大都会とは言え、ちょっとは癒されるかしら?
先日論文指導の先生から一冊の本を差し出されました。
先生「読んで研究しなさい。」
私「はい!」
中身をみたら全てイタリア語でした。
その時改めて思いました、
自分は大学院生だったという事。
洋書を訳して論文の資料として自分の言葉でまとめるなんて、いったいどこの誰がこの私に出来ると思っていたでしょうか?
できる出来ないではなく、“やらなければいけない”のです。
今更ながら院生を痛感。
院受験の時、人生で一番勉強しましたが、どうやら修士論文をかく方が大変そうです。当たり前ですけどね(^_^;)
自分の財産になるんだから頑張らないと。]]>
日本語以外の言葉を話すには…
http://karumen.exblog.jp/4122157/
2006-07-10T18:46:14+09:00
2006-07-10T18:46:14+09:00
2006-07-10T18:46:14+09:00
kakakakarumen
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私はイタリア語と英語は絶対にマスターしたいです。
欲を言えば、ドイツ語とフランス語も習得したいです。
でも、どのように勉強すればいいのか恥ずかしながらわかりません・・・
NHKのラジオなどは経験済みです。
どなたかアドバイスいただけたらと思います<(_ _)>]]>
世界最古の現役メリーゴーランド
http://karumen.exblog.jp/4089673/
2006-07-03T00:24:00+09:00
2006-07-03T00:24:00+09:00
2006-07-03T00:24:00+09:00
kakakakarumen
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先日豊島園に行ってきました。
絶叫系の乗り物に弱い私はメリーゴランドなどのやさしい乗り物がお友達です。
そこで出会ったのがこのメリーゴランド。
ドイツの有名な職人の手によってつくられ、アメリカやヨーロッパを転々とし、最後にたどり着いたのがここ、日本。
現役で動いているメリーゴーランドではこれが世界最古だそうです。
このメリーゴーランドがうまれて100年だそうな。
この100年、色々な国でたくさんの人を楽しませてきた痕跡は十分。
色は剥げ落ちているしところどころかけていました。
でも、その歴史と、一生懸命頑張ってきた痕跡がでていて色々感じるものがありました。
豊島園に行った際には是非乗ってみてください♪]]>
パフェ違い。
http://karumen.exblog.jp/4074434/
2006-06-28T17:55:12+09:00
2006-06-28T17:55:12+09:00
2006-06-28T17:55:12+09:00
kakakakarumen
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今日、6月28日は“パフェの日”なんです。
今日はパフェを食べに行きたいと彼に言いました。
なぜって、
もちろん今日は“パフェの日”だからです。
でも、今日、6月28日がなぜパフェ?
2と8でニーパ?
いやいや、パフェとはかなりかけ離れている…
そこでネットで検索しました。
“パフェの日”。
→1950(昭和25)年、巨人の藤本英雄投手が日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム(完全試合)を達成したことに因み、「パフェ(parfait)」がフランス語で「完全な(パーフェクト)」という意味であることから。
(@口@;)!!!!!!!
パフェはパフェでも、パフェ違い!!!!!泣
パフェの日を口実に「パフェ食べに連れてって♡」と彼を誘ったわけですが、この衝撃の事実を伝えるべきなのでしょうか…。 (;◔ิд◔ิ)
ややこしい名前付けないで欲しいです。
“パフェの日”…。
そりゃあのパフェを想像するでしょうが!!! ]]>
雨はきらいだー
http://karumen.exblog.jp/4028350/
2006-06-15T18:22:25+09:00
2006-06-15T18:22:26+09:00
2006-06-15T18:22:26+09:00
kakakakarumen
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でも、梅雨明けしたらギンギラに太陽が照った真夏になるのも怖い…
東京は春→花粉 梅雨 夏→夜中まで続く30℃以上の気温、高湿度 秋→残暑の蒸し暑さ 冬→強風
なんてところなんですかココは?
それに変わって北海道は春→雪どけで外がキラキラ 夏→湿度が低く、心地いい 秋→寒くなり始め紅葉が美しすぎる 冬→真っ白な世界(極寒だけど…)
北海道は本当にいいところだと、東京にでてきてつくづく思います。
こっちにきたばかりの時は、水が合わず肌が荒れて、夏は暑さでぶっ倒れ、9月生れの私は秋は涼しいものだと思っていたのにありえない残暑の厳しさ、冬は強風、ビル風が体にしみる…
東京でたくさん病気をしましたよ…
田舎で、大自然もありつつ、都会の雰囲気もちらつかせるような場所に住みたいです
そんなところはあるのだろうか。
あーぁ、早く雨やまないかな。。]]>
イタリア仮面劇 “コメディア・デラルテ”
http://karumen.exblog.jp/3973241/
2006-05-31T20:57:00+09:00
2006-05-31T21:15:34+09:00
2006-05-31T20:57:02+09:00
kakakakarumen
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先日、コチラに行ってきました。
コメディア・デラルテとはイタリアの仮面劇の事です。
日本で言う、能といったところでしょうか。
そもそも、この“コメディア・デラルテ”というもの自体を知ったのはオペラを始めたことがきっかけ。
コメディア・デラルテにででてくる様々なキャラクターはオペラにもの凄い関係があるのです。
女中や恋する男女など、オペラのあらゆるキャラクター設定がこのコメディアデラルテを参考につくられているのです。
私が今度演じる役は女中。
それも、男や女、世の中のすいも甘いも知り尽くした女中。
決して上品なんかではなく、むしろ下品。
育ちが悪いんだから、上品なわけがない。
それがうまくできなくて、演出家の先生に紹介していただいたのがこの公演でした。
イタリア人、アントニオファーヴァの才能はすごいものでした。
演技を勉強する私には度肝をぬかれました。
そして声の色、間のとり方、頭の上から指の先まで、その表現はものすごいもの。
その技たるもの、いかに自分に吸収させ、自分なりの表現ができるか、私の挑戦は続きます。
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お勧めオペラ
http://karumen.exblog.jp/3973211/
2006-05-30T20:48:00+09:00
2006-05-31T20:51:24+09:00
2006-05-31T20:48:37+09:00
kakakakarumen
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Ambroise Thomas作曲 Hamlet。
このDVD、本当にお勧めです。
ただし、字幕に日本語がない…。
英語やイタリア語の字幕でお楽しみ下さい!]]>
上品な女中。
http://karumen.exblog.jp/3943522/
2006-05-23T21:59:22+09:00
2006-05-23T21:59:22+09:00
2006-05-23T21:59:22+09:00
kakakakarumen
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演出家の先生が、
「かののデスピーナ(役の名前)は上品過ぎるんだよ、それじゃこの家のお嬢様だ!男の前でも平気でスカートを捲り上げてタイツを直したり、足を広げて座るような、そんな女中役なんだよ」
と指摘を受けたんです。
正直、普段の私は下品な人間が大嫌い。
汚い言葉をつかう人も嫌い。
美しい女性でありたいので言動も品のある女性であるように心がけているんです。
でも、普段下品であるのと、演技で下品にするのとでは違う。
だからもっと下品な(という言い方は変かもしれないけど)演技をする研究をしなければいけない。
まず足を広げてだらしなく座ってみたり、大口あけて笑ってみたり。。
本番終わった頃にはそんな女性になってたりしてw
まぁそれは冗談として、鏡の前で研究しないとな。。
オペラは歌、演技、衣装、音楽、照明、全てを兼ね備えたまさに“総合芸術”。
カルメンを演じる時などはフラメンコのステップ、つまり踊りだって必要になる。
役者のように演技だけ出来ても、歌手のように歌だけ歌えてもダメ。
全てを兼ね備えてこそ、一流のオペラ歌手になれる。
それに一歩でも近づく為にも、もっともっと頑張らないと!!
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人間は一人では生きていけない。
http://karumen.exblog.jp/3941402/
2006-05-23T09:39:00+09:00
2006-05-23T09:44:37+09:00
2006-05-23T09:39:51+09:00
kakakakarumen
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最近改めてそう思う。
一番身近にいた人が自分の側からいなくなると、その温もりが恋しくてしょうがない。
いないのは一時的で、自分の元に戻ってくるのはわかってるのにそれでも寂しい。
一言で “愛” という言葉にくくってしまうには狭い気がする。
人間はわがままなんだ。
あったらあったで邪魔になる時もあるくせに、なかったらなかったで、ろうそくの火を一瞬にして吹き消されたかのような、、光も、エネルギーも、輝きも失ってしまう。
矛盾していても、やっぱりそれを求めてしまうのだから、人間は一人じゃいきられないんだ。]]>
本番まであと少し!
http://karumen.exblog.jp/3812210/
2006-04-20T21:42:00+09:00
2006-05-23T19:44:21+09:00
2006-04-20T21:42:24+09:00
kakakakarumen
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毎晩稽古でかなり疲れています…。
写真は本番の衣装です。
ヴェールをかぶってます。
衣装さんには細かいところまで気を使っていただいて、本当にありがたいです!
明日から照明も入り、本番そのものになります!
もうひと踏ん張りです!]]>
幸せを感じる瞬間は天からの贈り物。
http://karumen.exblog.jp/3755983/
2006-04-06T22:58:00+09:00
2006-04-06T23:02:34+09:00
2006-04-06T22:58:56+09:00
kakakakarumen
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家族、恋人、宝石、お金、人それぞれ一番大切なものって違う思います。
大切なものを、ふと
“なんて大切なんだろう”
と感じるとき、幸せを感じませんか?
それは、神様が与えてくれる“幸せ”という名のプレゼント。
今日はお気に入りの歌を大好きな人と聞いたとき、感じました。
そう、今日は私に幸せが舞い降りた。
ふと感じるその感覚が、生きている喜び、幸せであるということ。
感じてみて下さい、
ほら、
案外身近に幸せがふってきませんか?
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一歩進むという事。
http://karumen.exblog.jp/3605265/
2006-03-03T17:02:03+09:00
2006-03-03T17:02:03+09:00
2006-03-03T17:02:03+09:00
kakakakarumen
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オペラコースとは、学内で必修科目の他に、オペラの勉強をできるコースで、外から現役で活躍されている演出家の先生や、オペラピアニストの先生がいらっしゃって指導してもらえる授業です。
オーディションの結果は、合格。
今年はオペラコース二年目です。
音楽を勉強するという事は、“生涯学生である”ということ。
学んでも学んでもゴールなんてないんです。
6年間ついてる私の師匠はいつもこう言います。
「努力してやっと一歩進めたら、次は二歩さがるのよ。」
確実な一歩を進むという事は、それだけ大変なんだということです。
でも、その確実な一歩を進めた時に得たものはものすごく大きい一歩であるはず。
今までもそうでした。
先日、オーディション後にオペラコースの先生にこう言われました。
「かののあの演奏はなんだ?音楽づくりがまるでダメ。カノは最近なんとなくわかってきた気がしてたけど、やっぱり全然わかってない。」
厳しい公表でした。
でも、こうも思いました。
今までは先生に公表をいただけることもなかった。それだけ見放されていたのに、公表をいただける一歩を進んだのだ、と。
オペラコースの先生は歌の先生ではありません。
舞台で仕事をしている方達です。
プロの歌い手を、実際のオペラで相手にしてきたので舞台での動き、声の表情、様々な指導をしてくれるのです。
ですから大学の(歌を学んできた)歌科の先生と、オペラコースの先生方ではみる観点がまるで違うんです。
オーディションは通っても、オペラコースの先生の満足のいく音楽づくりが出来なかったという事は、自分自身の大きな課題になりました。
歌の専門家だけにOKをもらってもダメだという事です。
「いいものはいい、よくないものはよくない、いいものは一つしかないんだ」
とおっしゃっていました。
“生涯学生”であるという事は、23歳の私はまだ子供なのです。
新たな一歩を確実に踏み込むまで、私の道のりはこれかれです。]]>
カノン OZAWAの歌い方あれこれ
http://karumen.exblog.jp/3566052/
2006-02-22T22:46:43+09:00
2006-02-22T22:46:43+09:00
2006-02-22T22:46:43+09:00
kakakakarumen
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今日はバイトでした。
ここで、今日のバイト内容をちょっとご紹介します。
http://www.so-net.ne.jp/sound-cafe/index.html
↑これはネットでカラオケ曲を購入できるサイトです。
このカラオケをレコーディングスタジオで作っているのですが、そのスタジオでギターやヴォーカルなどのミュージシャンにギャラを渡すバイトです。
今日は2か月ぶりにこのバイトでした。
そこで突然、ディレクターのみっきーこと、飯島さんに
「発声ってどうやってするの?」
という質問をされました。
最近ちょっとだけ歌の先生を始めた事もあり、生徒に教えている内容を説明をしたところ、私の説明がとってもわかりやすかったようで、えらい気にってもらえました。
そしたら、このコーナー↓
http://www.sound-cafe.jp/so-net/frame.php?corner=onepoint
に現役音大生の講師として出させていただけることになりました!
今日お話したばかりなので詳細は決まっていませんが、飯島さんがその場で考えた題目が、
“カノン OZAWAの歌い方あれこれ”。
正直…
ダサくないか!?爆
このコーナーで私は日本歌曲を歌うようです。
打ち合わせから、撮影までこれからなので詳細が決まりましたらまた書きたいと思います。
ちなみに第24回のtakesiさんの歌は是非聴いて下さい。
色々なCMで歌ってる方で、最近は“みっなおそう、みなおそう♪”のコアラの保険のCMなど、とにかく数え切れないほどのCMで歌ってます。
彼は何度かお会いしましたが、とにかくシャイ。
なので、十分すぎるほどの歌唱力をお持ちなのに、人前にでて歌うのは大の苦手なんですって笑
でも、私が初めて彼の歌を聴いた時は驚きました。
裏方のミュージシャンの歌い手はこんなにうまいんだ!って。
よかったら聴いてみて下さいね♪
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最後の一口。
http://karumen.exblog.jp/3524408/
2006-02-14T00:35:13+09:00
2006-02-14T00:46:28+09:00
2006-02-14T00:35:13+09:00
kakakakarumen
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特に、好きな食べの物の最後の一口を食べるのは至福の時。
風の冷たい、冬ばれの日曜、彼と近所の高円寺でデートをした。
古着に興味のない私たちは、なぜ高円寺に来てしまったんだろうって少し後悔しながら街を探索。
でもあっという間に見るものはなくなってしまって、カフェに入って遅めのランチをとった。
カフェは雰囲気がよく、ソファーや中二階もあって都内にしては十分広い。
店員は個々にニット帽などかぶり、お決まりのカフェエプロンをして、みんなお洒落だった。
いわゆる“今時のカフェ”。
でも、彼は今時のカフェが嫌いだ。
なぜかはわからない。
「俺、こういう所嫌いなのになんで連れて来るの?」
と厳しい一言…。
でも私は以前、この店に度か来店した事があり、美味しいオニオンリングがあるから、彼にどうしても食べさせたかった。
結局、オニオンリングもシーザーズサラダもタコライスもスイーツも美味しくて彼は満足していた。
食事も美味しいため、会話も弾む楽しいひと時、
彼がシーザーズサラダの最後の一口を食べようとしたその時、
「あ、食べたい…」
私はボソッとつぶやいた。
彼は言った、
「最後の一口とらないでよぉ」
そう言いつつも優しい彼は私にお皿を差し出す。
「アームッ」
私は大口を開けて大好きなシーザーズサラダの“最後の一口”を噛み締めた。
うーん、この上ない幸せ…
まさに至福の時。
その時ふと思った。
昔の彼にも同じ事を言われた。
「最後の一口とらないで」。
顔や姿、洋服は変わっても、変わらない自分。
勿論、年を重ねている分、精神的にも見た目にも変化はある。
でも、“最後の一口”が大好きな私は変わらない。
いいや、
今は、
“最後の一口”をくれる彼が、
大好きなんだろう。
だから今日も彼に言う。
最後の一口、食べたいな。]]>
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